タキシード

夜の略式礼装
タキシードは19世紀末、アメリカの会員制クラブ、タキシードパーク・クラブのメンバー・ユニフォー ムとして生まれた。 上下とも黒で、ジャケットは背広型であるが、下襟はピークドラペルかショールカラーで、フロック コートと同じように拝絹ハイケンで覆われている。 前折れのスタンドカラーの白のドレスシャツ(前身ごろにピンタックやフリルの飾りがついたものが 多い)に黒の蝶タイを結び、黒のカマーバンドをつけている。 そこで通称ブラックタイとよばれている。