モダンガール(モガ)

モダンガールが東京・銀座などに出現しはじめたのは、大正末から昭和のはじめにかけてである。柄ものや縞ものシマモノの洋装、膝下丈のショートスカートに断髪で、流行りのダンスホールなどに集まった。モボ(モダンボーイの略)は、オールバックに、縞や格子の背広とラッパズボン、帽子、ステッキが定番のスタイルであった。モボに比べて、モガ(モダンガールの略)は断髪捨ことの勇気と世間の評価(批判)の狭間で闘った人ともいえる。