リーゼント

1930年代に流行った男性のヘアスタイルで、グリース(ポマードやチック)などで整髪料をたっぷり使い、両サイドの毛をぴったりと後頭部までなでつけ、前髪を立ち上げて量感を出す。
日本では1940年代終わりころから流行した。
1950年代後半のアメリカの人気ロック歌手エルビス・プレスリーがこのヘアスタイルであったことから、プレスリースタイルともよばれている。

(1945(昭和20)年に第2次世界大戦が終わり、占領時代が始まると、進駐軍文化が流入した。これによって戦後のファッションの歴史が始まった。
男性の髪型においては戦後の混乱から脱して、1948(昭和23)年ごろから爆発的にリーゼントスタイルが流行した。アロハシャツとの組み合わせで、アメリカから伝えられ、戦前のリーゼントとは異なる形が若者に受け入れられた。)