乳児死亡率
乳児死亡率とは、乳児、つまり0歳児についての死亡率であり、通常は出生1000人に対して生後1年未満 で何人が死亡したかを示す値で表される。
我が国の乳児死亡率は、大正時代には出生1000に対して160前後であったが、1940年(昭和15)には100 以下になった。その後は、第2次世界大戦後の1950年(昭和25)に60.1、1975年(昭和50)に10.0と急速に 低下し、2015年(平成27)には1.9になっている。
これらの数字を諸外国と比べると、第2次世界大戦前は欧米諸国より高かったが、戦後は類比のない速さで低下し、現在では世界でもトップクラスの水準に達している。
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2015年の数字と現在は世界でトップクラスで低い水準であることを覚えておこう。