出生数、出生率、合計特殊出生率

出生の動向を表すものには出生数出生率合計特殊出生率がある。

出生数は、1年間に生まれる子供の数である。
1947年~1949年(昭和22〜24)は戦後における結婚の増加や戦地からの帰還兵などの要因から 第一次ベビーブームが起こった時期であり、年間260万人台に達し、その後急速に低下し昭和30年代は 160万人と横ばいであった。 昭和40年代になると第一次ベビーブーム期に生まれた世代が出産適齢期になり、1971~1974(昭和46~49) 年には年間200万人を超え、第二次ベビーブームとなった。 その後、1975(昭和50)年以降の出生数は減少し続け、2015(平成27)年には約100万6千人になった。

出生率は、人口1000人に対する出生数の割合
1950年(昭和25)には28近くあった数値が、 2015年には8.0まで低下した。(1000人いたら8人ということ!

合計特殊出生率とは、一人の女性が一生の間に産む子供の数であり、女性の年齢別出生率(15~49歳)の 合計により求められる。
出生数と同じように第一次ベビーブーム期には高く、その値は4以上あったが、その後急速に低下し 2015年には1.46になった。

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出生数出生率合計特殊出生率の意味と2015年の数字は覚えておこう。