線香をあげる意味
仏教では「死者は香りを食べる」と考えられていたそう。(これを香乞という)つまり、仏様や故人の食べ物としての意味がある。
他に、故人やご先祖様に挨拶する前に、お参りする人がその身を線香の香りで清めるという意味もある。
仏教の発祥地インドでは、紀元前3000年前のメソポタミア文明のころから使用されていたといわれ、当時は遺体の腐敗臭を消す役割もあったそう。これは理解できますね。
故人が迷わないための道しるべとする、故人に想いを伝えるなども線香をあげる理由だそう。
線香の歴史は古く、目的は諸説あるようで、この他にもまた新たに知ったら追加します。
また、線香をあげるの「あげる」は「上げる」ではなく、「やる」の丁寧語ということ。